映画「鬼滅の刃」が最速100億円突破 公開10日間で
大人気アニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が、公開2週目で累計興行収入が107億円に達したことが26日、東宝が発表した。公開10日間での興行収入100億円突破は、日本で上映された映画の中で最も速い日数となる。
同映画は16日に公開され、18日までの3日間で興行収入が46億円を突破。これは19年に公開された「アナと雪の女王」の19・4億円を大きく上回る“鬼スタート”となったが、この勢いは衰えることはなく、次の週末となった24日は15億、25日も15億4000万円で累計興行収入が107億円に達した。
公開10日間での100億円突破は日本で上映された映画の中で最も速い日数。24日の観客動員も111万人超。25日も115万人超で合計798万3442人が映画を見たことになる。
アニメで興行収入100億円突破はジブリ作品、新海誠監督作品以外では初。新海作品では、邦画歴代2位の「君の名は。」が28日目、「天気の子」が34日目に興行収入100億円を突破している。
邦画の興行収入1位は「千と千尋の神隠し」(01年公開)で308億円。これにどこまで迫れるか、さらには上回ることができるのかにも注目が集まる。