金野美穂 脱ぐことは挑戦 元アイドルが映画「完全なる飼育-」で過激ぬれ場熱演
元アイドルの過激な脱ぎっぷりが話題を呼んでいる。「怪傑!トロピカル丸」出身の女優・金野美穂(23)が、映画「完全なる飼育 etude(エチュード)」(27日公開)で体当たりの熱演を披露。バストを露出し、顔を水に突っ込まれ…と過激なシーンを次々と乗り越え、役の狂気を体現している。
孤独な男女の歪んだ愛情を描く「完全なる飼育」シリーズの9作目。第1作(99年公開)の小島聖(44)ら、これまで数々の女優がぬれ場を演じてきた系譜に金野も加わった。
「脱ぐことへの抵抗はなくて、挑戦だと感じました。このタイミングでこの役をやるなら私にしかできない役を演じよう、って」
起用の理由は「目力」。「監督が『目の表現が印象的。決め手は目でした』と言って下さって。アイドル時代のキャッチフレーズが『大きな“アイ”でみんなの視線を独り占め』。チャームポイントなんです」と、運命的に役を引き寄せた。
11年につんく♂(52)命名の「怪傑-」としてデビュー。14年に卒業後は、バイト3つを掛け持ちしながらワークショップを転々とした。
巡ってきたチャンスに、鬼気迫るビジュアルで役をひょう依させ「女優をやっていく決意を示せたかなと思います」とうなずいた。
◆金野美穂(かねの・みほ)1997年6月13日生まれ。埼玉県出身。小学6年から大手芸能事務所のスクールに通い、アイドリング!!!の最終審査で落選。11年に「怪傑!トロピカル丸」の最年少メンバーとしてデビューする。14年1月に卒業し、同年5~11月までアイドル育成番組「アルバイドル」で限定ユニットのメンバーとなる。その後、女優となり、映画「セシウムと少女」、ドラマ「先に生まれただけの僕」などに出演。