桂文枝 「夢の化身のような白い家」…50年過ごした自宅を手放す思い

 落語家の桂文枝(77)が先月28日に更新したブログで、約50年すごした自宅を手放すことへの複雑な胸中をつづった。文枝は1月に妻と母親を立て続けに亡くしている。

 文枝は「28歳 勢いに乗って 調子に乗って一軒家を建てて 有頂天になっていた僕」と振り返った。「創作落語に出会い、懸命に作り、テレビのしごとがふえ順風満帆」と人気絶頂だった時代を懐かしむように記した。

 続けて文枝は「しかし人生は、よくできたもので そんなに甘くなく この度の不幸の連鎖」と妻と母の死を思った。その上で文枝は「ただ僕には落語があったからよかった 夢の化身のような白い家は無くしても落語がある」と落語への情熱を投稿。

 文枝はまた、「夢を見た それもすごく良い夢を ほとんど趣味もなく 働いて 考えたら何もないところから始まって 何もないところに落ち着いて これからが始まりじゃないか そう 未来に生きるために創り続ける創作落語 僕は本当に始まりにたった この家と別れることに未練はない」と胸中をつづり、「ただ屋上から花火を見たら 角地でいい場所だった けれどいい夢を見せてもらったと思えば」と記した。

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