美智子さま 87歳に 宮内庁が近況発表 初孫・眞子さまとの別れ 寂しく思われる

 上皇后美智子さまは20日、87歳の誕生日を迎えられた。宮内庁が発表した近況によると、上皇さまと共に規則正しく日々を過ごしている。東日本大震災から10年となった被災地に思いを寄せ、57年ぶり東京で開催された五輪・パラリンピックも度々話題に上った。初孫で秋篠宮家の長女眞子さまが結婚して皇室を離れることを寂しく思っているという。

 美智子さまは2019年、白内障や乳がんの手術を受けた。宮内庁によると、昨年5月以降、午後に熱が出る症状が続く。心不全の診断指標となる「BNP」の値が高い状態で、東京・高輪にある住まいの仙洞(せんとう)仮御所を散策する際、途中で立ち止まり、息を整えることがある。

 乳がん手術後のホルモン療法の影響とみられる手指のこわばりは残るが、最近はピアノを弾けるようになっている。朝食後の日課に、上皇さまと本の音読を続けているという。親交のあった落語家で人間国宝の柳家小三治さんが今月亡くなり、悼んだ。

 新型コロナウイルス禍を考慮し、誕生日行事は全て控えるとしている。

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