高岡蒼佑さん 芸能界引退発表後初の公の場にグラサン黒マスク「辞めて良かったです」

 今年8月にSNSで芸能界引退を発表した元俳優の高岡蒼佑さん(39)が27日、都内で行われた、映画「CHAIN/チェイン」の公開記念舞台あいさつに出席。引退後、初の公の場に姿を見せた。

 今作の撮影終了後に芸能界からの引退を表明した高岡さんは、フード付きパーカにグラサン姿というラフな装いで登場。共演者が鼻上までしっかりとマスクを着用する中、ひとり鼻出しマスクで「僕はちょっと辞めちゃったんですけど、お誘いいただいて、ここ立たせてもらってます」とあいさつした。

 引退作となった今作では、激動の幕末において新撰組から離脱し、「御陵衛士」を結成する伊東甲子太郎役を熱演。今作のメッセージとして「大人がしっかりしなきゃダメだなと。子供たちのために大人がどうあるべきかを考えてもらえたらいいかな」と語気を強めながら説明すると、「その頃はマスクしろあーだこーだとか規制もなかったし。生きづらい世の中だとは思いますけど。まあ映画は関係ないですけど」と言い放った。

 また若手俳優との共演について「きっと10年後、20年後ものすごい役者さんになっていると思っている」と絶賛した上で、「演技を見て鳥肌が立ちましたし、(役者を)辞めて良かったです」と笑みを浮かべた。

 高岡さんは、今年8月に自身のインスタグラムで芸能界引退を発表。「誇らしくもあり、険しくもあった、役者という道から、本日を持って退かせて頂きます」と報告し、「体力はありますが、気力の限界。出し尽くし、演りきりました」と投稿。「自分を立派だと思った事は、今までたった一度もありませんでした。誇れる才能も御座いません」とつづり、「今後はどうかそっとしておいてください」とファンへ呼びかけていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス