吉村知事「クラスター発生してからワクチン接種って遅くない?」「抗体カクテル予防的投与を迅速に」

 大阪府の吉村洋文知事が25日から26日深夜にかけてツイッターを連続投稿し、高齢者施設利用者らへのワクチン接種を迅速に進めてほしいと何度も訴えた。

 吉村知事は25日、大阪府で今月感染が判明した60歳代以上の98人のうち、ワクチンを2回接種した「ブレイクスルー感染」が54・1%だったという発表に基づく記事を添付し、「高齢者施設や高齢者医療施設においてクラスターが発生した時は、ワクチン非接種の高齢者に対して、抗体カクテルの予防的投与を認めるべきだ」と投稿。「今は陽性が判明しない限り、原則、投与できない」と政府の対応の改善を訴えた。

 26日にも「もし第6波が到来したら、ワクチン抗体価が減少してる高齢者は厳しくなる、とりわけ高齢者施設。事前にこのリスクをできる限り回避すべきだ」として、(1)3回目のワクチン接種を8ヶ月内迅速接種すること (2)クラスター発生時は抗体カクテルの予防的投与を認めること--を国に要望したことを報告した。

 26日夜には、厚労省が、クラスターが発生した医療機関や高齢者施設の利用者、医療従事者らに限定して、接種間隔を原則8カ月以上から6カ月に短縮できる“例外”を発表したとのニュースが報じられた。吉村知事は26日深夜にこの記事を添付し「クラスターが発生してからワクチン接種って遅くない?抗体価ができるのに時間かかると思うけど。クラスターが発生した施設は、抗体カクテルの予防的投与を迅速に実施が筋。施設の3回目接種はクラスター予防。」「高齢者施設に早く対策を」と時間的猶予はないことを重ねて訴えていた。

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