大谷昭宏氏、文通費領収書に疑問の声も八代氏「明らかに出来ないのは文通費ではない」

 ジャーナリストの大谷昭宏氏が7日、TBS系「ひるおび!」で、国会議員の文書通信交通滞在費(文通費)について領収書添付が必要ではないか、という声に「議員が皆、領収書が取れる政治活動しかしないことは果たしていいことなのか」と領収書添付に疑問の声を上げた。

 番組では文通費の法改正について、今国会では見送りになる可能性があることを取り上げた。日割り、領収書添付、余れば返還という3本柱について与野党で意見が食い違っていることから、先送りにされる見通しが高い。

 これに大谷氏は「確かに1日で100万円は論外で、日割りは当たり前」とした上で、領収書添付については「異論あるかもしれないが、議論があってしかるべき」と切り出した。

 その理由について「国会議員が皆、領収書が取れる政治活動しかしないということは果たしていいのか?隠密にいろんなことをすることもある」「何がなんでも1円まで領収書つけてこいというのは」と語った。

 これに恵俊彰は「大谷さんが一番怒っていると思ったが…」と驚くと「文書通信交通滞在費って書かれてるから全部領収書は出せるのでは」と反論した。

 大谷氏は「でも、人と会って情報を入手する、議員がみんな誰と会ってこの人と会食ですと…」と明らかにできないこともあるとすると、恵は「会食費も入るの?」と確認。大谷氏は「入ると思いますよ。諸々と」とコメントした。

 八代英輝弁護士は「民間の感覚からすると、実費精算が当然と思っていて、国会議員の皆さんが、せーので日割りの山に登ろうとしているが、山を間違えている。実費精算、領収書添付が当然だし、もし大谷さんが言われるような明らかにできないものが含まれていれば、それは文書通信交通滞在費ではないですから、それは別途出して頂くなり、考えるしかないが、その名目でいくなら、出せない領収書がある事自体、おかしい」と、文通費という名目であれば領収書は必ずあるはずと主張。

 大谷氏は「党に(お金を)持って行って、党と議員の信頼関係で出す、そこで領収書がなくても評価するから調査を続けてくれと」「党と議員の信頼関係でできないのか。それは可能だと思う」とも語っていた。

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