三遊亭円楽 脳梗塞から涙の高座復帰「みっともなくてもいいから死ぬまでやります」

 今年1月に脳梗塞を発症しリハビリを続けている落語家の三遊亭円楽(72)が11日、東京・国立演芸場の8月中席公演で約7カ月ぶりに高座に上がった。大きな拍手を浴びると思わず涙を流し、「みっともなくてもいいから死ぬまでやります」と決意表明した。

 トップバッターで登場し、15分予定が大幅に押して30分間、話し尽くした。「ICUから3度目の帰還です。なんでこんなことになったんだ、みんな歌丸が悪い」と故・桂歌丸さんに触れる場面も。時折聞き取りづらい部分や口ごもる場面もあったが、入院中や5月の退院後の療養生活について話し、「猫の皿」を披露した。

 囲み取材には車いすに乗って登場し、現在の体調について、「まあまあだけど、脳機能障害が。でも昔覚えた落語は忘れてねえんだ。すげえなと思って。これならまだまだみっともない形でもやれるかなって」と語った。

 円楽は本公演で14、20日公演に出演予定だったが、15日も追加された。

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