俳優・柳葉敏郎（６３）を取り上げたＮＨＫ「ファミリーヒストリー」が５日、アンコール放送され、「泣いてしまった」「神回」「こんなことがあるなんて」とネットで大きな反響が広がっている。

　柳葉が５９歳だった２０２０年に放送された番組を再編集しての放送。秋田出身の柳葉は、８歳の時に父を亡くした。映画館の絵看板などを描く仕事をしており、今回の取材をきっかけに、数枚の絵が見つかる。さらに、父は、母と結婚する前に別の女性と結婚しており、母親違いの姉がいることも初めて知り、涙が止まらない。

　姉は、育ての父親が亡くなった後、実の父親のことを知りたいと思い、秋田で父と同じ名字に手当たり次第に電話し、消息を探したが、手がかりはなく、今回の取材で初めて父のその後が分かるとともに、弟が柳葉であることを知り、驚くのだった。

　エンディングでは「父　四郎の命日　姉と弟は対面を果たした」とのテロップとともに、笑顔の柳葉と姉との２ショット写真が映し出された。

　ネット上では「こんなことって…」「男泣きの柳葉さんの姿と、義理のお姉さまのお言葉、涙が溢れました」「人生６０年過ぎてもこんなことが起きるのかと他人の人生なのにもらい泣き」「映画みたいでした」「まさかの柳葉がその存在を知らなかった腹違いの姉登場。爆泣」「泣いてしもうた」「号泣」「神回」など反響が続々。４年前の放送を見ていた人も多く、「リアルタイムでも見たけど　感動して泣いてしまった」「前と同様、深く胸を打たれた。お姉さんは、自分が生まれた時に、写真に写る、お父様の、手しか知らない！と言っていた」などの声があがっている。

　柳葉は故郷・秋田で暮らしており、今年１月には、秋田出身のオリックス・吉田輝星投手と２ショットで「キュン」ポーズを投稿していた。