ガレッジセール・ゴリ 6年ぶり新作映画を発表 福田淳氏が出資も「IT詐欺かと」と大イジリ

 お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリこと、照屋年之監督の最新作「かなさんどー」が、来年2025年の新春に公開されることが24日までに発表された。照屋監督は21日には、那覇市などで開催された「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」内で行われた同作の製作発表会見に、主演の松田るか、浅野忠信らと出席した。

 今作は照屋監督にとって18年公開の「洗骨」以来、6年ぶりの作品。沖縄の方言で「愛してる」を意味するタイトル通り、最愛の母を亡くした娘と、認知症を患った父が生前に母が残した日記をきっかけに関係を修復する感動作となっている。

 芸人としても活躍する傍ら、映画を撮影する理由について照屋監督は「映画の撮影は大変コスパも悪いと思うけど、完成した時、作品を鑑賞したお客さんが笑ったり泣いたりしているのを見るとまた撮りたくなる」とその魅力を説明した。

 今作の制作のきっかけについては、制作総指揮で、STARTO ENTERTAINMENT社の代表取締役でもある福田淳氏とのエピソードを披露。コロナで映画が撮影できず、苦しい時期に「洗骨」に感銘を受けたという福田氏から「『制作費を出すよ』と言ってくれたのがきっかけでした」と説明した。

 一方で福田氏は、照屋監督へ提案をした際は「暗い感じだった」といい、「きのうお会いしたら『信頼していなかった』ていうんです」と苦笑。これに照屋監督は「このビジュアルで、しゃべり方も軽いから、絶対にIT詐欺だと思った」と思わぬ“弁明”で福田氏をいじり、笑いを誘った。

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