過去にソフトバンクの始球式に登場した人気ＹｏｕＴｕｂｅｒが、プレゼントされた記念ユニフォームを捨てるドッキリ動画を公開し、プロ野球ファンから批判を浴びている。

　登録者数２８５万人のＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「チャンネルがーどまん」が２日に「川でごみ拾いしたら大事な私物が大量に捨てられてる【ドッキリ】」と題した動画を公開。メンバーのＭＹが、どっきりとしてがーどまんの私物を河原に放置していった。遊戯王のレアカードやバスケットボール、そして始球式で着用した「ＧＡＲＤＭＡＮ」と記された背番号２７のユニホームが登場。ＭＹは「世界に１着。これは始球式やった人なら分かると思うけど、１着しかくれないんですよ。たぶん金輪際僕らもらえることはありません。始球式には呼ばれません。これはもうごめんなさい。濡らします」と話し、川の中に入れられた。これを発見していったがーどまんは「えぐいて！」って激怒。ただ、最後にがーどまんは「これ思い出ちゃうんか、オリックス、始球式いったやつ」と球団名を間違え、ＭＹ「ソフトバンクな」と指摘されていた。

　同グループは「がーどまん」、「ＭＹ」、「山ちゃん」の３人のメンバー同士でドッキリを仕掛け合う動画で話題となり、２２年９月２５日のソフトバンク－ロッテ戦で始球式を務めていた。

　ＳＮＳでは鷹党を中心に「失礼極まりない」、「面白いと思う人どうかしてる」、「まじで終わってんな」と怒りの声があがった。ソフトバンクの又吉克樹投手も２日、自身のＸを更新。「人の価値観だから何とも言えんけどユニフォームをあんな扱いするのは見たくない。事実確認とはいえ見なきゃよかった」と、悲しみをつづった。