原田知世 余命宣告されたがん患者の初恋相手を熱演「今までのラブストーリーにはないシーン」
俳優・渡辺謙（６４）、妻夫木聡（４３）、女優・原田知世（５６）が５日、都内で行われた、６日放送のテレビ東京開局６０周年特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」（後８・００）の記者会見に脚本家・北川悦吏子氏、俳優・杉野遥亮、大政絢とともに出席した。
人生に悩む医者、佐倉（妻夫木）と余命宣告されたがん患者、成瀬（渡辺）の２人が、人は何のために生きるかの答えを求め各地を巡るヒューマンドラマで、原田は成瀬の初恋相手・百合を演じる。
死期が迫る成瀬の顔を両手で触るシーンについて原田は「青春みたいな甘酸っぱさと大人になったからこその優しさ、相手をいとおしく思う気持ちの両方があのシーンの中に共存している。今までのラブストーリーにはないシーン」と話した。原田との共演に渡辺は「ホントに『時をかける少女』じゃないですか。高校時代に戻れるような感じになった」としみじみと振り返っていた。
