安藤萌々アナ「勝手に応援団長のような気持ちで取材」“3度目”五輪「現場主義」で熱気伝える

 テレビ朝日系の「2024パリオリンピック」キャスターを務める安藤萌々アナウンサー
テレビ朝日系パリ五輪中継の(左から)フィールドキャスター内田篤人氏、メインキャスター松岡修造氏、安藤萌々アナウンサー
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 テレビ朝日系の「パリオリンピック2024」中継のキャスターを務める安藤萌々アナウンサー(26)が「現場主義」で培ってきた視点を武器にパリから熱気を伝える。

 冬季北京五輪(22年)に続く2大会連続での大役で、21年東京五輪も報ステのスポーツキャスターとして取材。“3度目”だからこそ五輪の特別さをより実感している。

 「コロナ禍の東京五輪取材で印象的だったのが『難しい大会だった』と涙する選手が多かったことです。その涙から積み重ねてきた重みを感じたとともに一瞬で勝負が決まる五輪の厳しさを感じました。そんな特別な舞台だからこそ、涙や笑顔の裏にある思いや歴史を伝えたい」と使命感も増している。

 今回はメインキャスター・松岡修造氏、フィールドキャスター・内田篤人氏とともに現地から伝える。これまで安藤アナは“現場主義”で地道な取材を重ね、サッカーの22年W杯カタール大会も現地取材し、海外経験も積んできた。「情報に厚みが出るよう事前取材を何より大切に。生放送の間を縫ってできる限り現場に行くことを心がけました」と振り返った。

 スポーツ取材の魅力も感じている。「アスリートの皆さんが持っている考え方、取り組み方をお伝えして、視聴者の方々からうれしい反応をいただいた時は、選手の皆さんのポジティブパワーを循環させるお手伝いができた喜びを感じます。勝手に応援団長のような気持ちで取材をさせていただいております」。

 一方で「難しく感じるのは『詳しさの塩梅』です。のめり込みやすいタイプなのでマニアックになり過ぎだと注意されることもしばしば…。みんなが楽しめる中間点を見つけたいと思っています」と満足はしていない。

 同局では男子66キロ級の阿部一二三選手と女子52キロ級の阿部詩選手の兄妹が出場する柔道やバスケ女子日本代表などを中継する。

 「東京五輪後も圧倒的な強さを見せている阿部一二三選手ですが『金メダルを取れなかったらどうしようという不安になる事がある。』と教えてくれました。豊富な練習量と強さの裏には不安があったんです。どの競技でも画面には映らない裏側を言葉で補いたいと思います。選手の輝く姿を余すことなくお伝えできるようチームテレビ朝日も一丸となって頑張ります!」と力を込めた。

 ◇安藤萌々(あんどう・もも)東京都出身。成蹊高等学校、成蹊大学法学部政治学科卒業。2020年4月にテレビ朝日入社。21年4月から「報道ステーション」のスポーツキャスターを担当。23年4月から同番組のメインキャスター。趣味はゴルフ、水球観戦、カラオケ。身長157センチ。

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