石丸伸二氏 立民・塩村文夏氏に苦言「発言に責任を」 塩村氏は「なんのことだろと…」

 石丸伸二氏
塩村文夏氏のインスタグラム@shiomura.ayaka1より
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 前安芸高田市長で東京都知事選にも出馬した石丸伸二氏が29日、自身のX(旧ツイッター)を更新。27日深夜に放送されたフジテレビ系選挙特番「Live選挙サンデー」で論戦を展開した立憲民主党・塩村文夏参院議員に対して「発言に責任を持つべき」などと苦言を呈した。

 同番組で石丸氏は、かつて塩村氏が自身について「『不健全な市長』と評価された」と発言。「それをどういう風に思いながら発信したのか、そして今日、ここにお越しになっているのかっていうのは、SNSの前の問題なんですよ」と疑問をぶつけた。

 塩村氏は「『不健全な市長』とは書いていなくて、議論が不健全になるという」と反論。石丸氏は「じゃあ厳密に言うと、『健全な市長になった』と書かれたんです。となると『前の市長が不健全だった』って言っていますよね?書いてはいないけど。これがまさにコミュニケーションのポイントなんです」と言い返した。

 これに塩村氏は「安芸高田が私のもともとの選挙区で、そこにいっぱい友達もいて、市役所で働いている友達もいて、議論の問題は常に皆さんが指摘している問題」と再反論。議論は平行線をたどっていた。

 一連の流れに、石丸氏はXで「#立憲民主党 の塩村あやか議員は『不健全という評価』について『健全な議論ができなかった』と弁解されました。もっとも『議論すべき立場の議員が議論から逃げていた』のが事実です。独立した意思決定を他人の責任にすべきではありません。社会が歪みます」と指摘。さらに「また、政治家は自身の発言に責任を持つべきです。政治が傷みます」と苦言を呈した。

 一方の塩村氏は28日、自身のXで番組を振り返り「分かりやすいネットのすれ違い(不健全なのは議論)が可視化された放送でしたね。一瞬なんのことだろって思ったけど、取り上げてもらい良かったと思います。石丸さんふくめ、皆さんありがとうございました」とつづった。

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