珍し?玉川徹氏がトランプ案を支持 ウクライナ戦争終結で実効支配領土容認に「こうなっていく可能性高い」
元テレビ朝日局員の玉川徹氏が14日、「羽鳥慎一 モーニングショー」に出演。米新大統領に決まったトランプ氏が提案しているウクライナ戦争終結案を支持した。
6日の米紙では、トランプ氏の政権移行チームが、「ロシアが実効支配するウクライナの地域をロシア領と認める」ことなどを終結案としていることを報じた。これにより、ウクライナは領土の約20%を失う可能性があるという。
社会起業家の石山アンジュ氏は、「やったもん勝ち、力が強い人たちが世界を支配していく世界情勢になっていく。民主主義の価値観の共有とか、国連における法の秩序という価値観ではなくなっていくんだな」と不安視した。
玉川氏は「一方で現実的には、ロシアに実効支配された領土を取り返すには、3倍の戦力が必要と言われる。ウクライナだけでロシアの3倍の戦力は不可能。取り戻すためにはNATOが実動部隊を投入しないと取り戻せない。そうなると全面戦争になるから、やってない。だから、こうなっていく可能性が結構高いかな」と、消去法的にトランプ案に落ちつくことに理解を示した。