古市憲寿氏、石破総理の外交マナー「なんで誰も教えてあげない?」疲労同情の声にも「体力なければ首相失格」

 社会学者の古市憲寿氏が21日、フジテレビ系「めざまし8」で、ブラジルで行われたG20サミットでの石破茂総理の所作がネットで問題視されていることに「なんで誰も教えてあげなかったんだろう」と疑問を投げかけた。

 この日はG20サミットでの石破総理の所作を特集。本格的な外交となった石破総理だが、各国首脳があいさつにやってきてもイスから立ち上がらず、座ったまま握手をする姿などがネットで問題視されている。

 フジの風間晋特別解説員は「総裁選以降、激動の毎日」「それに政府専用機でも南米は遠い」と疲れはあったのでは?と推察。だがすかさず古市氏が「そもそも体力がない時点で首相失格じゃないですか」「首相はそもそも体力あるのが大前提」とツッコんだ。

 そして「その上で思うのは、なんで誰も教えてあげなかったんだろなって。民間人のパーティーでも相手に合わせるのは基本。相手が立ってくれたら立つとか、握手が片手なら片手とか、基本的なことを押さえればいいだけなのに、それもできない」とバッサリだ。

 今回はその所作、マナーに注目が集まったが「より深刻なのは、国内からも国外からも短命政権と思われているじゃないですか。短命政権の国のトップと誰も本気で仲良くしたくない」とも指摘。「所作も大事だが、所作以上に国内で強いリーダーになるか、政権基盤整えるのが大事かって思うが、その意味では所作が完璧で、外国でできるなってなったら、国内世論も変わってくる」とここで完璧なマナーを見せれば国内の見方も変わったはずだと指摘だ。

 「その意味のチャンスも逃したっていう意味では最悪」とも訴えていた。

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