吉川晃司 最新技術で振り返る40年の軌跡 全17アルバムをリマスタリング&ファン投票上位3ライブをBD化
今年2月にデビュー40周年を迎えた歌手・吉川晃司(59)がアニバーサリーを記念し、来年1月22日に、ファン投票で選ばれたライブ映像を収録したブルーレイ3作品、オリジナルアルバムを最新リマスタリングした紙ジャケット仕様のCD17作品を発売することが21日、分かった。全20作を同時に放ち、吉川が歩んだ40年分の軌跡を“高画質&良音”で振り返る。
ライブ映像は、これまでにブルーレイ化されていない21作品の中から、ファン投票で選ばれた上位3作品を発売。1本目は、94年開催の「CONCERT TOUR 1994 My Dear Cloudy Heart」の横浜アリーナでのファイナル公演。当時28歳の吉川がアグレッシブ&ワイルドにパフォーマンスする姿が映し出されている。
2本目は、2010年2月開催の「25th ANNIVERSARYLIVE GOLDEN YEARS TOUR FINAL at 日本武道館」の模様を収録。14分間にも及ぶ25周年メドレーが見どころで、揺るぎない闘志でシングル曲やCOMPLEXの代表曲を畳みかける。当時44歳の吉川が、25周年を迎えての愛と感謝を存分に詰め込んだ公演だ。
3本目は、11年10月開催の「KIKKAWA KOJI LIVE 2011 KEEP ON KICKIN’&SINGIN’!!!!!~日本一心~」だ。二つのベストアルバムの収録曲を中心にセットリストを組み、当時46歳の吉川がスリリングなバンドサウンドに乗せ、激アツなステージを繰り広げた。
CDは、84年発売の1stアルバム「パラシュートが落ちた夏」から、09年発売の17thアルバム「Double-edged sword」までの全17作をリマスタリング。吉川が10~40代にリリースした作品となっており、最新技術によって、吉川の歌声の変遷が楽しめる。