あの濱田マリが鬼になった…「カーネーション」再放送で糸子に「図太さは毒」の名シーン、ネットも驚く
11年に放送されたNHK連続テレビ小説「カーネーション」が25日、NHKBSで再放送され、いつも明るい安岡のおばちゃん(濱田マリ)が糸子(尾野真千子)へ鬼の形相で詰め寄る名シーンが放送された。
この日の「カーネーション」では、戦地から戻り、廃人状態となっている勘助(尾上寛之)を、糸子がカフェに誘う。糸子は、かつて勘助が好意を抱いていたダンサーのサエを呼んだが、サエを見た勘助は精神状態をくずし、カフェを飛び出し、河原で号泣する。糸子も後を追うも、泣き叫ぶ勘助を見て絶句する。
その日の夜。夕食を食べていた糸子の元へ雨でずぶ濡れになった安岡のおばちゃんが鬼の形相でやってくる。驚く糸子。安岡のおばちゃんは「あんた、勘助に何したんや」とすごみ、糸子と会った後、勘助は二階から飛び降りようとしたと伝える。家族みんなで必死に勘助を支えてきたのに、糸子のせいですべて台無しになったと訴え「みんなあんたのように図太い訳じゃない」「あんたの図太さは毒や」と言い放ち、二度と安岡家に近づくなと言い放つ。糸子は何も言えないまま、呆然と立ち尽くす…。
濱田は総合で現在再放送中の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で、優しい大阪のクリーニング店のおかみを演じているが、いつもにこやかなイメージの濱田からはかけ離れた凄み溢れるシーン。ネットでも「濱田マリさんの鬼気迫る演技が凄い…辛い…」「カーネーションが伝説の凄すぎるシーンで、息するの忘れてたで…濱田マリさんすごいよぉ」「『図太さは毒』このセリフはずっと頭に残ってて、自戒にもなっている 濱田マリさんのキャラからは想像もつかない迫真の演技」「どの朝ドラでも、元気で世話やきで人情深い役の濱田マリさんが、今までで一番怖くて悲しいシーンだったね。だからずっと覚えてる」など話題をさらっていた。