中山秀征 20代で嫉妬した同世代の大物俳優を実名告白「向こうは全部主役でこっちは5番手くらいかぁ」ドラマ共演も格差がく然
タレントの中山秀征が、YouTubeチャンネル「ホイチョイ的映画生活~この一本~」に出演。20代で活躍に嫉妬したイケメン俳優の存在を実名告白した。
映画監督の馬場康夫氏を相手に、自身の半生を振り返った。「第2の吉川晃司」募集の触れ込みに惹かれ、事務所のオーディションを受け、合格。歌手を志望したが、お笑いコンビを組むことになり、人気を博するが、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンらに打ちのめされた。
そのころ、ドラマにも出演していたが、バラエティー番組やクイズ番組のパネラーやサブMCとしての才能を見いだされたのが20歳のころ。反比例するように、俳優業の出番は減っていた。
当時、馬場監督は「私をスキーに連れてって」「彼女が水着にきがえたら」などのトレンディー映画で一斉を風靡(ふうび)する。中山は「三上(博史)さんとか原田(知世)さんとか出てるのはだいたい世代が一緒ですから。はぁ、出たかったのになあ、と思いながら」と懐かしんだ。
「彼女が-」に主演した織田裕二は特に嫉妬の対象だったという。「東京ラブストーリー」では共演をするも、向こうは主役で、中山は織田が演じる主人公が務める会社の同僚役。「(織田とは)同い年ですからね。そっか、織田裕二は全部主役か。こっちは5番手くらいかって思ってね」と悔しい思いを味わった。
それでも、バラエティー番組での需要が増えた中山は、織田とは違う道でスターの地位を築いていった。