タレントのパックンが２７日、フジテレビ系「めざまし８」で、兵庫県の斎藤元彦知事が、ＰＲ会社とは口頭契約だったとしていることに、「契約書がないことは僕は違和感はない」と発言。風間晋特別解説員を驚かせた。

　この日は斎藤知事の選挙に関わったＰＲ会社の問題を特集。斎藤知事側は、ポスター制作などで７０万円余りをＰＲ会社へ支払ったとしており、契約書などはなく口頭契約だったとしている。

　谷原章介は、パックンへこの７０万円あまりが「どう支払われたのか」と聞き、パックンは「おそらく振り込みだと思いますけど、請求書と領収書になんと書いてあったか、その証拠がでてくると思いますけど」と述べた後「契約書がないことは、一般的な感覚で言うと、ぼくは違和感ないです」といった。

　パックンは「税理士に確定申告をお願いしているが口契約です。時々、家の何かが壊れて水道工事とかしてもらうけど、それも口契約です」と自分の体験を述べるも、斎藤知事側へは「今一番注目されている政治家として、リスク管理の面から見れば、契約書がなかったのは甘かった。やっぱり後で問題にならないように、きちんと結んでおけばと思っている」とコメントした。

　これに風間解説員は「パックンがそんなに口契約でいろいろ済ませているのが予想外だった」とビックリ。パックンも「契約社会（の米国）から来たのに？」と苦笑い。風間氏も笑いながら「口頭契約っていうと、闇バイトぐらいしか思いつかなくて、どうなんだろうって」と話していた。