NHK朝ドラ出演の俳優が事故死 53歳 実兄の落語家も発表し「車が憎い」
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東映京都撮影所所属の俳優で、落語家としても活動していた森乃阿久太(もりの・あくたー=本名・井上久男)さんが26日に事故死していたことが27日、分かった。同撮影所関係者がデイリースポーツの取材に対して認めた。
森乃さんは26日午前、京都市内の路上でトラックにはねられて死亡したとみられているが、関係者は「詳細についてはまだ伝えられておりません」とした。森乃さんの実兄で落語家の桂枝三郎も26日、自身のX(旧ツイッター)で「ご報告 実弟 森乃阿久太が26日深夜未明 交通事故でこの世をさりました」と公表し、「ああ、車が憎い」とつづった。
森乃さんは俳優としてデビュー後、2013年11月に二代目森乃福郎に入門し、42歳にして落語家に。俳優としてはNHK連続テレビ小説「スカーレット」や人気ドラマ「科捜研の女」「水戸黄門」「大岡越前」「大奥」などに出演した。