「天狗の台所 Season2」好演の越山敬達 身長も演技もノビノビ成長中15歳「素の僕でできる役が楽しい」
EBiDANの研究生・EBiDAN NEXTに所属する俳優の越山敬達(15)が、BS-TBSのドラマ「天狗の台所 Season2」(火曜、後9・00)で天狗の末裔(まつえい)・飯綱オンを好演している。
人気コミックを原作に、世俗を離れて隠遁生活を送る天狗の末裔・飯綱基と、ニューヨーク育ちの弟・オンの交流が描かれる。雄大な自然と飯テロ描写で人気を博した昨年10月期のシーズン1からちょうど1年。身長が15センチ伸びた越山の等身大の成長がセリフにも反映され「あり得ないくらい楽しい撮影でした」と振り返る。
山梨県でのロケでは虫や天候など自然とも対峙(たいじ)し「昨年は蜂がいただけで大騒ぎしていたんですけど、今年はちょっと怖いくらい」と精神的な成長も実感。プロデューサーからは「役へのアプローチができている」と褒められたというが「自然体で演じていたので自覚はないです」と照れ笑いした。
保育園年長だった6歳のころ、東京・新宿でスカウトされ、現在の事務所に所属。小学3年生からEBiDANの育成プロジェクトに参加し、アイドルの卵として修行を積んできた。「天狗の台所」はオーディションによる抜てき。今年は主演映画「ぼくのお日さま」でカンヌ国際映画祭に参加するなど、俳優としても大きな経験を積み、飛躍の年となっている。
EBiDANでのデビューを目指しつつ、俳優として「いただいた役を僕なりに精いっぱいやっていきます。素の僕でできる役がノビノビできて楽しいです」と燃えていた。
◆越山敬達(こしやま・けいたつ)2009年4月21日生まれ。東京都出身。ドラマや映画で多くの幼少期役を演じ、2023年にBS-TBS「天狗の台所」でオン役に抜てきされる。24年9月に初主演映画「ぼくのお日さま」が公開。同作はカンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、TAMA映画賞の最優秀作品賞を受賞した。EBiDAN NEXTでの活動や「ニコ☆プチ」のメンズモデルとしても活躍する。