がん闘病中の山川豊の歌声にスタジオ涙、涙…10月に脳、脊髄への転移告白 宮本亞門「生きましょう!」自身もがん闘病経験
肺がん治療中の歌手・山川豊(66)が29日、フジテレビ「オールスター合唱バトル 冬の名曲&今年のヒット曲を140人が熱唱3時間SP」に出演。演歌チームのメンバーとしてMISIAの「Everything」を合唱した。
山川は昨年12月、肺がんでステージ4と診断された。今年10月には、「ステージ4。頭の方にも脊髄の方にも飛んでおりまして。手術できないのがステージ4」と脳と脊髄への転移を明かしていた。
今回は、1曲だけの参加で、さくらまやが「山川さんは闘病中ということもあり、2回目の曲だけの参加となります。療養の合間をぬって練習にきてくださいました」と紹介。若手チームにただ1人混ざり、歌う姿に、聴衆のスタジオの出演者、Mr.シャチホコらは涙。合唱が終わると、はやぶさ・駿河ヤマトは涙を流し「山川さんがどういう思いでこの合唱に立ち向かって下さったのか。ご自分の体だけでも大変なのに……。二度とお会いできないかもしれないと思って…」と話した。
審査員でタレント、演出家の宮本亞門は19年2月にステージ2の前立腺がんと診断され、同5月に前立腺の摘出手術を受けており、「僕もがんサバイバー。生きましょう!死ぬ瞬間まで生きましょう!」と声をかけていた。