ロシアの名門音楽院首席→退学→女芸人登場 スタジオ「え~っ?!」「すげえ」「なんで」 人気女優も「今すぐ芸人辞めた方が」

 フットボールアワー・後藤輝基(左)とヒロミ
 ユニットライブ「どうしても、ペリカン」の公式X@pelicanliveより。左上の写真、前列右から2番目が、きり
2枚

 日本テレビ系「ウチのガヤがすみません!SP」が3日、放送され、おぎやはぎ・矢作兼が「とんでもないヤツが(人力舎に)入ってきた」と驚いた、新人芸人が登場。スタジオが騒然となった。

 登場したのは、人力舎の芸歴1年目のピン芸人、きり。生後6カ月で、父親の転勤でロシアに移住し、幼少期からピアノを始め、幼稚園の頃には1日10時間以上のレッスン。16歳で世界三大音楽院といわれるチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院(ピアノ科)に入学した。飛び級、しかも首席で合格したことが明かされると、スタジオは「え~っ?!」「すごっ!」の嵐。MCのフットボールアワー・後藤輝基は「うわわわ」、チョコレートプラネット・松尾駿も「うわっ、すげえ!」と驚いた。

 在学中からプロピアニストとして海外で演奏していたが、19歳で首席のまま自主退学。これに後藤が「なんで?ピアニストのままでええやろ」、もう一人のMC、ヒロミも「なんで首席のまま辞めちゃったの?!」と衝撃。きりは「ピアノ楽しくなくなっちゃって」とあっさり明かし、「このまま自分で何も生み出さずに死んでいくのが嫌で」「クラシックピアニストって何かを生み出す力がないんです」と話した。

 2003年生まれ、ロシア語もペラペラのきり。ピアノを辞めてなぜ芸人なのか?の問いには「日本語の勉強のために親に(爆笑)オンエアバトルのDVDを見せられていて」と説明。番組でショパンの「革命のエチュード」の一部を演奏すると、共演者は立ち上がって拍手。女優・畑芽育は「今すぐ芸人辞めたほうがいい」と感動していた。

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