フジ「めざまし8」小室瑛莉子アナ 異例の1分20秒の訴え「毎日悔しい」男性アナは涙
フジテレビ「めざまし8」が20日、放送され、17日に行われた、中居正広の女性トラブルを巡る騒動に端を発するフジテレビの社長会見を20分超に渡って特集した。同社は第三者の弁護士を中心にした調査委員会を立ち上げるなどとしている。
コーナーの最後に、MCの谷原章介から「何を感じましたか?」とコメントを求められた小室瑛莉子アナウンサー(24)は「フジテレビで働く社員としては、本当にこれを機に徹底的に、社内は洗いざらい調査をしてほしいと思います。もし会社に悪いところがあったとして、その膿を出し切らない限り、報道機関として、そしてこのような番組で伝える立場として、自信を持って伝えることができなくなってしまいますし。本当に報道機関としてのあり方をしっかり考えたいと思いますし、それに対し、自分もできることは、しっかり会社の中で対応していきたいと思います。真面目な社員、誠実な社員が自信を持って情報を届けられるような、会社になってほしいと私は願っています。そして今回を機に、同僚とか私自身も、SNSなどで全くの臆測が広がっていて、毎日悔しい気持ちで正直いっぱいです。私はこのような場所で話す機会がありますけども、世の中にはそういう場がない方もいらっしゃいます。そういうような方々が、悔しい思いをしないためにも、今後、会社には生まれ変わってほしいと思いますし、フジテレビを思う、いち社員としてもしっかりと対応していただきたいと思います」と1分20秒、ところどころ言葉に詰まりながらも、あふれ出る思いを吐き出すように、切々と訴えた。
続けて見解を求められた情報キャスターの酒主義久アナウンサー(37)は「ほんとに、もどかしいっていうのが1番で…」と切り出すと声を詰まらせ、「13年働いてきて、一度も辞めたいと思ったことはないですし、大好きな会社で、先輩も、後輩も含めて大好きな仲間が…あの…苦しんでいる姿っていうのを…見てきたので」と言うと涙を浮かべ、天を仰いだ。そして「…だからその会社、好きな会社をもっと良くするためにも、調査だったりとか…あと…」というと再び言葉に詰まり「すみません」と謝罪。「説明を…、しっかりと今後、してほしいというのが今の思いです」と目を真っ赤にしながら訴えた。