歌手の三浦洸一さんが死去 97歳 春日八郎さん、三橋美智也さんと「御三家」で人気
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歌手の三浦洸一さん(本名・桑田利康=くわた・としやす)さんが11日、老衰のため亡くなったことが21日、分かった。97歳。日本歌手協会が発表した。葬儀はすでに家族葬で執り行った。
三浦さんは1928年神奈川県三浦市に誕生。戦後、東洋音楽学校(現・東京音楽大学)に進み、声楽科を卒業後、日本ビクターレコードに入社。作曲家の吉田正氏に師事し、1953年に「さすらいの恋唄」でデビューした。
その後も「落葉しぐれ」「弁天小僧」「東京の人」などヒットを飛ばし、春日八郎さん、三橋美智也さんとともに「御三家」と呼ばれ人気を博した。
55年の「第6回紅白歌合戦」から8年連続で出場。83年にはフジテレビ系「笑っていいとも!」にもレギュラー出演していた。
2012年を最後に表舞台から退いていたが、1年半前から都内の病院に入院していた。