「ぽかぽか」マナー講師にネット疑問が集中 配膳マナーの正解に「絶対おかしい」「関東は違う」農水省モデルとも相違
21日放送のフジテレビ「ぽかぽか」でマナー講師が紹介した「正しい配膳」に対して、Xで疑問が上がった。
この日は、「鬼のマナー講師」と呼ばれる平林都さんが出演。ゲストの俳優・山本耕史と波瑠にクイズ形式でマナーを指南した。
スパルタで知られる平林さんは、山本の最初の挨拶からダメ出しを連発。「ちょっといただけないですね。目が合ってない。キレイな猫背ね」とズバズバ指摘した。
次のクイズは配膳。おぼんに乗せられたご飯茶碗、味噌汁椀、焼き鮭が乗った主菜、ほうれん草のおひたしが乗った副菜、香の物をどう配置するかが問題となった。
波瑠は、左手前にご飯、右手前に汁物、中央奥に主菜、左奥に副菜、右奥に香の物を置いたが、平林さんは「ブー!」。山本は、左前にご飯、右手前に汁物、左奥に主菜、右に副菜、香の物を縦に並べたが、こちらもダメマナー認定された。
平林さんが正解を提示。左手前にご飯、左奥に汁物、右奥に主菜、副菜を右手前に置き、香の物を真ん中に配置した。
「左回りに食べる順に並べている」と説明したが、MCのハライチ澤部佑は「本当ですか?」と疑問。平林さんは「前はお膳とか、下で食べることが多かったが、新日本料理は持ち上げるものを左に置く。右はつまむもの」と以前とはマナーが変化したことを解説した。
しかし、Xでは首をひねる声が。「地方によって違う。ご飯と汁椀が左は西の文化」「関西式だったな。関東は右」「汁物が左奥なんて絶対おかしい」「関西ルールやん」という声が。「農林水産省の和の配膳と違うけど」という声も挙がり、確かに、農水省による「和食の器の正しい並べ方」は手前左にご飯、右に汁物、右奥に主菜、左奥に副菜、真ん中に香の物となっている。