横浜流星が最優秀主演男優賞 夏と冬に分けて撮影、長期潜伏のリアリティー追求「向き合いが少し認めていただけた」
第48回日本アカデミー賞の授賞式が14日、都内で開催され、映画「正体」に出演した俳優の横浜流星(28)が最優秀主演男優賞を受賞した。監督を務めた藤井道人氏(38)が最優秀監督賞に選ばれた。
覚悟を込めて挑んだ作品で最優秀主演男優賞を勝ち取った。藤井監督と出会って10年だという横浜は「5年前に自分は新人賞を受賞し、それから助演(男優賞)、今回が主演男優賞。藤井組でこの場にいられていることが自分の中で大きな意味があります。この受賞は『正体』の仲間、この作品を愛してくださった方々のおかげです」と感謝した。
同作で横浜は殺人容疑で死刑宣告を受けたが脱走し、長期間の潜伏を続ける主人公・鏑木を演じた。映画は4年をかけて公開に至った。撮影も23年夏と24年冬との2回に分け、季節や時間経過などリアリティーを追求したため、期間の空く撮影で役のメンタルを保つ難しさもあったというが、乗り越えた。
第43回で新人俳優賞、第46回で優秀助演男優賞と着実にステップアップを果たしてきた。「自分は芝居はうまくないし、人間としても遊びがなく、頑固でつまらない人間です。それを誰よりも分かっているから、本気で身命を賭す覚悟で向き合っています。その向き合いが少し認めていただけた気がした」と安堵(あんど)の表情も見せた。同作からは最優秀監督賞の藤井監督をはじめ、12部門13賞という結果になった。
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