紗栄子 白血病だった保護猫の旅立ちを報告「優先的に殺処分の対象となってしまう子も分け隔てなく受け入れ」と強い思い
タレントで実業家の紗栄子が23日、自身のSNSを更新。経営するNASU FARM VILLAGEで育てていた保護猫が、22日に亡くなったことを明かし、保護猫への理解を求めた。
「1月10日に保護した『たろう』は、当初から白血病を抱えていました」と説明。3週間前に白血病と診断され、「一度は病状の山を乗り越えてくれましたが、その日を境に私たちはいつか来るお別れを覚悟しながら、一日一日を大切に過ごしてきました」と伝えた。
たろうについて「賢く、スマートだったたろうは、最後の瞬間までとてもカッコよかったです。まるで私たちに心の準備をする時間をくれるかのように、静かに旅立ちました」とつづった。
自身が代表取締役を務める「Think FUTURE」では、去年10月に地域猫の保護活動を開始するとともに、動物支援課を発足しており、「エイズや白血病などのキャリアを持つ子、年老いた子、生まれたばかりの子 そうした子たちは、優先的に殺処分の対象となってしまうのが現実です。しかし、私たちはどの子も分け隔てなく受け入れ、たとえ里親が見つからなくても、安心して暮らせる『終の住処』を提供できる保護団体でありたいと考えています」と思いを伝えた。
そして「たろうのように厳しい外の環境では生きていけない子や、怪我を負って見て見ぬふりをされてしまう子、手がかかることによって遺棄されてしまう子や多頭崩壊で行き場を失った子、すべての子たちに平等に生きるチャンスを与え、たとえ里親が見つからなくても、安心して過ごせる居場所をつくり続けたいと、私たちの想いはより強いものになりました」と記述。自身の団体は「『助けられる命』と『助けられない命』を分けません」と強い思いをつづった。
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