悲痛の岩下志麻 最愛の夫・篠田正浩監督を看取れず 入院付きそうも一時帰宅の間に息を引き取る 29日の舞台挨拶は中止に
映画「瀬戸内少年野球団」などを手がけた映画監督の篠田正浩氏が25日に肺炎のためなくなった。94歳。株式会社・表現社が27日、発表した。すでに葬儀は家族葬で執り行われ、後日、お別れの会を行う予定という。妻は女優の岩下志麻(84)。
関係者によれば、篠田氏は骨折で都内の病院に入院したという。岩下は献身的に付き添ったが、24日に一度、自宅に戻ったという。篠田氏は、帰宅することを告げた岩下に「うん」と応答したという。しかし、25日未明に容体が悪化。最愛の妻にみとられることなく、天国に旅立ってしまったという。
岩下は、29日に東京・丸の内TOEIで行われる主演映画「極道の妻たち」の上映後に舞台あいさつを行う予定だったが、急きょ中止となった。
篠田氏は岐阜県出身。早稲田大学卒業後の1953年に松竹撮影所に助監督として入社した。60年に「恋の片道切符」で初監督。同年入社した岩下を監督2作目「乾いた湖」のヒロインに起用し、66年に岩下と結婚した。
同年、松竹を退社し、翌67年、夫婦で独立プロ「表現社」を設立した。その後も「心中天網島」「はなれ瞽女(ごぜ)おりん」など多くの作品で、岩下を起用し、名作を輩出。公私にわたっておしどり夫婦として添い遂げた。
2003年にメガホンをとった「スパイ・ゾルゲ」を最後に監督を引退すると宣言。21年に「夜叉ヶ池」4Kデジタルリマスター版の上映に際して、主演の坂東玉三郎と舞台あいさつを都内で行ったのが最後の公の場となった。
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