３０日に放送されたＮＨＫ大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」では、うつせみ（小野花梨）が逃げた松葉屋の女将・いね（水野美紀）が、やはりうつせみを探していることが発覚した。

　先週の「べらぼう」では、吉原の俄祭りのダンスバトルのどさくさに紛れ、うつせみと新之助（井之脇海）が手を取り合って吉原を出て行ってしまう。

　一度足抜けに失敗したうつせみは、いねから「このしょんべん女郎が！」と水攻めにされており、またも逃げたのがバレれば、大変な事になるのは必至。それだけに視聴者は心配していたが、３０日の放送の冒頭で２人のその後が明らかになる。

　朋誠堂喜三二（尾美としのり）から「どうなったの？足抜け」と聞かれた蔦重（横浜流星）は、平賀源内の家に乗り込んできたいねの様子を伝える。新之助はどこに行った？と聞かれた源内は「知るかよ」と一蹴。すると鬼の形相のいねは、突然エレキテルを下男に持たせ「ほら、これを持って走りな！」と言って逃げる。驚く源内に「身代金だよ！あの子が捕まったら返すよ！」と捨てぜりふを吐いて走り去っていった。

　どうやら、うつせみと新之助は、この時点で逃げ切れているようで、松葉屋では「神隠しに遭ったってことにしようとしている」と諦めかけているようだ。

　この時点でまだ２人はつかまっていないことに、ネットも「とりあえず、うつせみは神隠し確定と言うことで、もう探さないで下さいね」「新さんとうつせみ、本当に足抜けしてた」「ハナからうつせみ足抜けネタキター」「とりあえず、新之助とうつせみが浮かんでなくてよかった」「やっぱり探してたんだ、新之助とうつせみ」など、気にしていたファンが多くの感想を寄せていた。