お笑いコンビ、チョコレートプラネットが８日、都内で行われた、結成２０周年記念ライブ「ＵＬＴＲＡ　ＳＷＥＥＴ　ＧＡＬＡＸＹ」（８月２０～２１日）の取材会に出席。元旦の発表ではライブ名と開催日しか明かされてなかった中、場所が東京・国立代々木競技場第二体育館に決定したことなど、詳細が明かされた。

　まだ「仮」だというポスターでは、ＮＳＣ卒業時に撮影した最初の宣材写真を使用。長田庄平は、当時について「松尾（駿）が組んでくれって声かけてきてくれたけど、こいつと組んだら絶対売れないだろうなと思って２回ぐらい断ってる。こんなビジュアルで売れるわけない」とぶっちゃけて述懐した。

　それでも組んだのは、互いに「芸人で天下取ろう思って吉本に入ってない」という気楽な温度感があったからだと説明。松尾も「ノリで始めたんで、お笑いをこんなやってると思ってなかった」と続いた。

　そんな２０年を振り返り長田は「本当に売れて良かった」とかみしめた。「最初のスタートダッシュは結構良い方だったけど、そこからなかなか売れきれず芸歴を重ねてきたので、なんだこの会社って腐り散らかした時期もあったけど、それ乗り越えてこういうイベントさしていただけるのはありがたい」と語った。

　松尾は「確か十何年か前、当時ついてたマネジャーに『今から俺らは辞めるから上行って言ってこい』ってぶち切れたこともあったような」と苦笑い。同ライブではミュージカルに初挑戦することも発表したが、「コント頑張ろうと思ったのがモノマネめちゃくちゃやったり。まさか２０年目にミュージカルやるとは思わなかった」と「波瀾万丈」な芸人人生をしみじみ振り返った。

　今回のライブは「チョコミュ」と銘打ったミュージカル「風呂キャンセル界隈長田と、風呂に誘う白小僧のミュージカル」と、主催するおなじみのエンターテインメントフェス「ＣＨＯＣＯ　ＦＥＳ２０２５」の２部構成で大がかりに開催することを発表した。