次期朝ドラ「ばけばけ」 高石あかりがクランクイン「こんな朝ドラ見たことない」
女優の高石あかりがヒロインを務める、2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」がこのほど、NHK大阪局スタジオでクランクインした。
ヒロインを演じることが決まり、「本読みの段階から既に『ばけばけ』のおかしな世界観が出来上がっていて、撮影を本当に楽しみにしていました」という高石は、2日に京都市内のロケでクランクイン。父役の岡部たかし、母役の池脇千鶴、祖父役の小日向文世らとともに撮影に臨んでいるという。
長丁場となる撮影に向け「こんな朝ドラ見たことないと思わず笑ってしまうシーンも多く、和やかな空気感の中、撮影しています。愛と笑いにあふれる現場作りをしてくださった『ばけばけ』チームの皆さんには感謝しかありません。これから一年間、いろいろなハプニングの連続だと思いますが、そんな日々さえも楽しみながら頑張ります!」と、決意を語った。今後はスタジオ撮影に加え、舞台となる松江などでもロケを行う。またヒロイン・松野トキの少女期を福地美晴が演じることも発表された。
「ばけばけ」は「怪談」で知られる小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツをモデルとして大胆に再構成。外国人の夫と共に怪談を愛したヒロインを通じて、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の物語に光をあてる。
