韓国の映画館が是枝裕和監督の特別展を開催 作品上映に加え本人も参加 開館25周年を記念して

 是枝裕和監督=2025年4月撮影
 イ・ドンフィの公式インスタグラム@dlehdgnlより 是枝監督とトークイベントを行う俳優のイ・ドンフィ
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 韓国の芸術映画館・シネキューブが、開館25周年を記念して、「是枝裕和 特別展:是枝と25年の歩み」(23日~5月6日)を開催すると16日、現地メディアの聯合ニュースなどが報じた。是枝監督は29日・30日にイベントに参加するという。

 今回の特別展は、シネキューブがこれまで、最も多くの現地映画ファンから支持された是枝裕和監督に献呈する場として、設けられたという。

 イベントでは、映画「ワンダフルライフ」「誰も知らない」「そして父になる」「万引き家族」「ベイビー・ブローカー」「怪物」など、是枝監督の初期作から最新作まで13作品を選別し、上映される予定だと伝えた。

 同会館ではこれまで、14本の是枝監督作品を上映し、約15万人の観客を動員。シネキューブ史上、最多興行監督として記録されていると伝えた。またシネキューブは、2010年より芸術映画の輸入・配給事業を並行しており、「そして父になる」「万引き家族」「真実(原題:La Vérité)」(日仏合作映画)など、是枝監督の6作品を正式に輸入・上映している。このような縁から、是枝監督は渡韓すると必ずシネキューブを訪れることで知られているという。

 29日には「私たちが劇場を愛する理由」と題して、是枝監督と「ベイビー・ブローカー」に出演した俳優のイ・ドンフィを迎えたスペシャルトークを実施。30日には是枝監督の演出哲学に迫る、マスタークラスが開講され、映画関連の学生50余人とセッションが行われると伝えた。

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