「ノンストップ!」人気シェフ、シングルファーザーで育てた長男が「店を継ぎたい」渡部建、大興奮
フジテレビ系「ノンストップ!」の料理コーナーなどで活躍する料理家の笠原将弘氏が12日、アンジャッシュ渡部建のYouTubeチャンネル「渡部のサシ飲み」に出演。妻と死別し、3人の子を育てたときのことを振りかえった。
渡部は、笠原シェフについて特に印象深いのが13年に放送されたTBS系「情熱大陸」だったといい、「みてて衝撃だったのが、奥さんがお亡くなりになった。密着が決まって悪化していった?」と質問。笠原シェフが「そう」というと、渡部は「凄い覚悟だなって。放送では使わないでくれとも言えたのに、全部見せようと?」と驚いた。笠原シェフも「実際に起きていたことだし」と振り返り、病床の妻が情熱大陸の密着に「良かったね、夢かなえたじゃん」といってくれたこともあり、放送を決意したとも振りかえっていた。
40歳で、最愛の妻を亡くし、長女、次女、長男の3人のシングルファーザーとしての生活が始まった。笠原シェフが営むレストラン「賛否両論」は大人気店となっており、多忙の極み。それでも「できるかぎりのことはやった。お弁当は作った。長男の高校3年間はバチッと作った。朝5時起き」と振りかえった。
「男の親子なんて会話もないしさ。良かれと思ってウナギを入れればウナギは嫌いだとか、手羽を入れたら手羽は手が汚れるとか。うるせぇ男だなって」と笑い、「でも、今思えば(弁当を作り続けて)良かった」とも語った。
その長男も今、大学2年生。大分の大学に通っているため、すでに実家も出ている。長女、次女もすでに社会人で「そういう意味では気が楽になった」と子育ても一段落。
だが先日、長期休暇で実家に戻って来た長男が、「賛否両論」でバイト中に「継ぎたい」と言ってきたという。
これに渡部は仰天。「ええ?ここを?これは結構な事件。賛否両論ファンにとっては大事件だよ」と言うと、笠原シェフは「俺一人で終わっていいと思ってたが、本人がやりたいって言ってきてくれるなら」と嬉しそう。
「大学は卒業して。そのあと厳しいところに(修行へ)」と言い、渡部は「日本料理でしょ?」と確認。笠原シェフは「それはそう。おそろしく厳しいところがいいね」と笑っていた。
