佐藤浩市 余生の選択にヒントを与えてくれる 俳優人生初の劇場作品のナレーション

 公開記念舞台あいさつに登壇した佐藤浩市
 (左から)萬田緑平氏、佐藤浩市、オオタヴィン監督
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 俳優の佐藤浩市(64)が19日、都内で行われた映画「ハッピー☆エンド」の劇場公開記念舞台あいさつに登壇した。

 末期がんで余命宣告を受け、病院での治療を行わずに自宅で過ごすことを選択した患者とその家族を描いた作品。劇場作品のナレーションを務めるのは俳優人生で初めてといい「余命や余生の選択ができるのは人間だけ。自分のためか残された人のためか分からないけど、考えさせられた。いい意味で、いろんなヒントを与えてくれる映画だと思いました」としみじみと語った。

 作品は18年9月に全身がんにより死去した女優・樹木希林さんの講演時の映像も使用されている。

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