苦しむのは同僚。だから苦しい…「対岸の家事」ワーママ本音に共感の嵐「まじでそれ」「泣いてる」
15日に放送されたTBS「対岸の家事」の第3話では、ワーママ・礼子(江口のりこ)が再びピンチを迎えた。
下の子がおたふく風邪になり、会社を休んだ翌週、今度は上の子がおたふく風邪を発症。2週間も会社を休めないと、隣人の詩穂(多部未華子)を頼る。
2週連続のおたふくパニックで、自身の有給が飛びそうになった会社の後輩・今井くんは「復帰するのまだ早かったんじゃないすか?」とポツリ。続けて、おたふく風邪の息子を迎えに走る礼子の独白が流れる。
「分かってる。そんなこと分かってる。でも、4月の一斉入園のタイミングを逃したら保育園にはなかなか入れない。だからみんな無理してでも4月に復帰してるんじゃない」
「今井くんは知らない。子供の体調に振り回される経験がないから。自分のために時間も金もぜんぶ自由に使える。そんな人に私の気持ちなんか分かるわけない」
心配した詩穂が礼子のもとに駆けつけ、ともに帰路につきながら、礼子が漏らす。
「大事なときに限って、どうしてこうなっちゃうんだろう。仕事は前倒し前倒しでやってる。みんなに迷惑かけないように。でも、それも子供の体調不良って爆弾でパー。私が休んだ分、誰かが肩代わりしないといけない」
話を聞いていた詩穂は、でも休むしかないとフォローする。礼子は「そう、答えはひとつしかない。休むしかない。でも、その答えによって発生した損害をこうむるのは私じゃない。苦しむのは私じゃない。だから苦しい」と本音を吐露し「休むくらいなら最初からいないほうがいいのかな」とつぶやく。
ワーママのリアルな心情吐露に、SNSには共感の声が並んだ。Xでは「江口のりこの嘆きがまじでそうそれ…って思う」「江口さんの役柄がわかりすぎて泣いてる。」「江口のりこさんの礼子、最初は冷たいけど、実は誰よりも頑張ってる。ワーママの苦労が滲み出てて共感しかない。」「江口のりこさんの気持ち、本当わかる。休めないなって思ってる時に限って、熱出す。そして周りに迷惑かけてるって思う。何度も辞めようと思った。実家は遠くて、周りに頼れる人もいない。なんか1人で背負ってたなーって思う。私の職場は、子育て経験してる主婦の方多いから励まされたけど」などの反応があった。
