中山美穂さんお別れ会 吉田栄作、美穂さんと「必ず会おう」メール残ったまま 時間止まる
昨年12月に入浴中に不慮の事故で死去した女優の中山美穂さん(享年54)のお別れ会が22日、東京国際フォーラムホールB7で営まれた。関係者向けの第一部では、俳優吉田栄作(56)が参列。美穂さんと「共演回数が一番多かったよね」と話していた親交の深い立場から、故人を悼んだ。
吉田は美穂さんと別れを告げたくない気持ちで「今日は来たくなかった」としつつ、美穂さんを悼むために足を運んだ。美穂さんの急逝のニュースを知った時に「頭の中が真っ白になって、時間が止まるとはこういうことかと思った」と振り返り、「最後にドラマで共演して、必ず会おうというメールが残ったまま」と喪失感をにじませた。
数々の作品で共演した立場から、美穂さんの人となりを「最初は独特のオーラで、人を近づけない感じがあったけど、知り合うとひょうきん。だれも入り込めない悲しみをもった人で、演技や歌の魅力が出ていたんだと思う」と解説。偉大さを噛みしめていた。
