坂東玉三郎 結婚発表の七之助を祝福「しないで終わっちゃうのかなと思っていた」
歌舞伎役者の坂東玉三郎が23日、京都市内で6月12日初日の「坂東玉三郎特別公演」(22日まで、京都南座)の取材会に出席した。
1月のお年玉公演に続いて再演される「長崎十二景」は、画家の竹久夢二に代表作をもとにした組曲と舞踊が一体となった舞踊劇。玉三郎は「映像を加えてバージョンアップし、皆様に夢二の全体像を見ていただけるように、と考案いたしました」と、作品への思いを語った。
この日は竹久夢二の作品を多数所蔵する京都市・福田美術館の協力もあり、会見場に「長崎十二景」が展示された。初めて実物を目にした玉三郎は「ちょっと感激してしまいますね」と、笑顔を見せた。
また、18日には盟友の故中村勘三郎さんの次男・中村七之助が結婚を発表。発表前に報告は「なかったの」というが、柔らかな表情で「あまり長いこと結婚しないから、しないで終わっちゃうのかと思っていたんですね」と語った。さらに「『しないで終わっちゃうのかと心配していましたけど、安心しました』って、言ったら、『ありがとうございます』って返ってきてね」と、笑顔でやりとりを明かした。
