古市憲寿氏「友達だから擁護しちゃうけど」不適切行為で番組生謝罪の青井実アナに言及
社会学者の古市憲寿氏が23日、TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」で、不適切発言で番組で謝罪した元NHKの青井実アナウンサーについて言及した。
この日は古市氏と元放送作家の鈴木おさむ氏がトーク。テレビ業界で2、30年前はできたことが、今は糾弾されてしまうことに、古市氏は「いきすぎじゃないかって」と思っていると吐露。
そして「友達だから擁護しちゃうんですけど、青井実くんてね、アナウンサーの、『イット!』って帯番組をやっているが、この間、謝罪させられていて」と切り出した。
青井アナは番組スタッフに対し、不適切な発言、行為があったとして9日、「イット!」内で謝罪している。フジの発表によると、番組リハーサル中にフリップ演出がうまくいかなかったことで強い口調でスタッフを叱責。速報ニュースの対応を巡り、ピンマイクを強く箱の中に放り投げたなどと説明されていた。
古市氏は「いろいろ見たら、クイズ形式でフリップの答えが隠れてなくて、隠さないと意味がないよねって注意したのがパワハラじゃないかって問題になって」というと、鈴木氏は「ええ~!」。
「マイク投げつけたってあって、よく見たらピンマイクを箱に放り投げたのが乱暴だと問題に」ともいい「結局パワハラではなく不適切となったらしいが、結局テレビで謝罪させられて」とコメント。
そして「これはなんか逆にどうなの?って。それを基準にしたら正当な業務上の注意もできなくなる」「言い方もあるとしても、パワハラって上下関係を利用して人格否定したり業務に関係ないことを押しつけるのは良くないが、あくまでも業務範囲内で、しかも青井君、フリーアナウンサーなんで局員とは対等、むしろテレビの人の方が上の可能性もある。にもかかわらず全部青井君に押しつけて、それはそれで問題じゃないの?って」との考えを述べていた。
