渡辺謙が阪神愛熱弁「今年のテーマは奪還」「秋のスケジュール空けてます」期待は門別啓人投手
俳優の渡辺謙(65)が24日、AIサーバーの製造と販売事業を行う「ブロックバリュー」の新CM発表会に登壇した。近未来的なスタイリッシュなCM3種が25日より放映される。
熱烈な阪神ファンとして知られる渡辺。会見では阪神の話題が出ると、「デイリーは来てませんね?来てますね」とニヤリとするなど、終始楽しげだった。「あれは日々の信仰みたいなものなので。逆に言うと生活の糧」と熱弁。23日のDeNA戦で延長十回での大山悠輔内野手の今季1号決勝ソロにも触れ、「昨日もそうだし、もうちょっとワンサイドになってもいいゲームがクロスゲームになってしまっている。監督もこれから変えてほしいところじゃないかなと、観客席から見てます」と分析した。
「今年も秋のスケジュールは空けています」と2年ぶりのリーグ優勝・日本一に向けて熱烈に応援する準備は万全だ。報道陣から「優勝狙えますね」と聞かれると、「『狙えますね』じゃないです、何言ってるんですか。みんな狙ってるんです。今年の僕のテーマは『奪還』です」と力強く語った。
期待する選手には、23日に先発した門別啓人投手(20)を挙げた。プロ2勝目はお預けとなったばかりだが、「僕は門別くんはもっともっといけると思うんですよ。昨日ももう一押しだったんですけど、完投能力のある投手になると思います」と期待感を語った。「9月、10月まですごく良い戦いをして、最後はおいしいお酒を飲みたいのがファンの心理ですね」と今季のチームへ熱いエールを送った。
交流のある阪神前監督の岡田彰布オーナー付顧問(67)は体調不良で開幕後の球団イベントを欠席し、入院していたが、退院したことが報じられた。渡辺も交流があるだけに「僕と同年代」と気遣い、「またお仕事復帰されると喜んでます」と話した。
