政府のおこめ券推奨、専門家は「ぶっちゃけ、農水系の金券がない」カズレーザーは「偽造やり放題にならないか?」

 5日に放送されたフジテレビ系「サン!シャイン」では、各自治体で配布するかの判断が分かれているおこめ券について議論。メイプル超合金のカズレーザーは、なぜ政府がこれほどまでにおこめ券を推奨するのか?と専門家に聞いた。

 カズレーザーは、政府がおこめ券を推奨する理由を、流通経済研究所の主席研究員・折笠俊輔氏に尋ねた。

 折笠氏は「ぶっちゃけて言うと、農水省的に他にもう金券がない、農水系の」と言い「コメの高騰対策を考えると、言っちゃうとおこめ券ぐらいしか打つ手がない。今更備蓄米出すわけにもいかないし、というのが現状なんだと思う」とコメントした。

 おこめ券については、経費が12%かかり、500円で購入しても440円分しか使えないことから、発行元の利益になっているのでは?という指摘もある。番組はおこめ券を発行している全米販は「利益ではなく、必要経費」と説明していると紹介したが、折笠氏は「利益誘導はあまりないというか、利益誘導というより、おこめ券ぐらいしか打つ手がなくて、変な言い方をすると、何も考えずおこめ券と言っている気がする」と話した。

 折笠氏は、おこめ券はもともとギフト用として利用されていることから、大量に印刷されていないとも指摘。カズレーザーは「見たことがないものが急に流通して、管理も難しいとなると、偽造とかやり放題にならないですか?」と心配。

 折笠氏は「その辺までいくと分からない。偽造の可能性もあるし、金券ショップに大量に流れる可能性もある。管理はめちゃめちゃ難しい」と説明していた。

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