【高市自民】小泉防衛相 生TVで中国暴論に反論「心配だ心配だと言ったら誰が喜ぶか明らか」日本メディア通じてもやりかねない 鵜呑み厳禁「国論割り混乱、成功させてしまう」

 小泉進次郎防衛大臣が5日、フジテレビの夕方ニュース「Live News イット!」に生出演。高市早苗首相が台湾有事の最悪ケースを想定し「存立危機事態になり得る」と国会発言し、中国が猛反発している問題について見解を述べた。

 高市発言については、従来の政府見解通りで、日本の立場を説明していくべきとした。

 一方で「中国側が流す発信情報、すでに情報戦、認知戦、宣伝戦線の一環もある。鵜呑みにしてはいけない」と述べた。

 FNN世論調査で、日中関係緊張について「心配」「心配せず」がほぼ半々だったと示されると、「これだけ心配をしている方がいらっしゃるのは、現実にさまざまな現場で影響が出ていることもあるかもしれません」としたうえで「一方で心配だ心配だ、これだけダメージが起きているっていう事を過度に言うことで誰が喜ぶか明らかなことも、よく認識しなければいけないと思います」と述べた。

 「難しい局面の中で会い続け、対話を続けること」が重要とした。

 11月には自衛隊と中国軍の交流も滞りなく終えたとして「一面ぶつかっている所だけを見るのではなく、変わらず行われていることも合わせて冷静に総合的に見ないと、対立している所だけを見ていると、大きな流れを見誤りかねない。全体を国民の皆さんに見ていただけるよう、私としても情報発信をしっかりしていきたい」とした。

 中国側の主張について「発信する側のレトリックをうのみにしてしまって、なにか日本にとって不利益な状況の流れを作られてしまうことを、日本側のメディアを通じてもやりかねない状況を冷静に見ないといけない。国論を割ろうと混乱させようと、こういった意図が成功してしまうので、粛々と日本の防衛のためにやることをやる」とした。

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