田崎史郎氏、政治資金でスナック利用「よくあること」→テレ朝・松尾由美子アナ「別の場所でも?」「自腹でいいんじゃ?」反撃にしどろもどろ
政治ジャーナリストの田崎史郎氏が6日、テレビ朝日系「ワイド!スクランブル サタデー」に生出演。国会議員が政治資金をスナックへ支出していたことについて「よくあること」と答えるも、MCを務める松尾由美子アナウンサーから鋭くツッコまれ、しどろもどろとなる場面があった。
番組では、日本維新の会の政党支部が昨年8月と11月に、スナックへ「会合費」として計27万7000円を政治資金から支出していたことが判明。また上野厚労大臣の資金管理団体が2023~24年にかけてスナックで計31万4000円を政治資金から支出されていたことを伝えた。
MCを務める松尾アナは「そもそも政治家の皆さんがスナックなどで会合を行うことはよくあることなんですか?」と尋ねると、田崎氏は「よくあることですね」と即答。「自民党のある議員に聞いたら、高市さんが総裁に決まった後、総理になる前の時点ですけれどもど、スナックで話したと。その時高市さんが官房長官について“私はすでに決めてる”と。“誰から何と言われようとこの人を変えたりしない”というような話をしたというんですよ。十分な話でしょ、これ。これをスナックでやったからダメなのかってことなんですよ」と高市早苗首相のエピソードを例に説明した。
ところが松尾アナは納得いかない様子で「う~ん。しかしですよ、それは政治活動の中に入るんですか?」と“反撃”した。
「広い意味では政治活動だと思うんですよ」と言う田崎氏だが、松尾アナはあくまで譲らず、「その話、別の場所でもできるんじゃないかと?」と首を傾げた。
田崎氏が「やっぱりちょっとお酒を飲みながら話したいってこともあるでしょ」と言ったが、松尾アナも「そこに政治資金が使われていたってことになると。政治資金って私たちの税金も含みますよね。物価高でみんな苦しんでる中で、もっと直接的に私たちの生活に密着することに使ってよって思うのは当然なんじゃ無いでしょうか?」と反論した。
「先ほど紹介した話、十分に密着してますよね?」と言うも、「うん?」と松尾は納得せず。「官房長官を誰にするかっていう話をしてるわけだから…これ重要な、国家にとって大事なことでしょ?」と重ねて説明するも、松尾アナは「みなさん自腹でいいんじゃないんですか?」とバッサリ。最後は田崎氏も「政治活動は…定義ないですから、それを政治活動としても悪いとは言い切れないですよね」としどろもどろとなっていた。
