実は重要だった「東京湾の水死体」場面→「良いこと悪いこと」事件拡大の最大原因に あの時キングが聞いてたら4人助かってた…5話後になって「ええっ!?」

 間宮祥太朗、新木優子主演の日本テレビドラマ「良いこと悪いこと」が20日に最終回を迎え、鷹里小学校時代の瀬戸紫苑(=ドの子、吉田帆乃華、大後寿々花)へのいじめが発端となった連続事件の真相が明らかになった。

 第1話から各所に散りばめられていた伏線が回収され、実行犯の刑事宇都見啓(木村昴)、週刊アポロ記者の東雲晴香(深川麻衣)、店主今國一成(戸塚純貴)の3人が仕組んだ復讐劇と判明した。

 一方で考察で注目された、不自然な演出や、不可解な言動の伏線の一部には、大型のミスリードと判明したり、なぜか謎のまま終了した案件も。

 間宮祥太朗がネットの考察動画でも触れていた、第3話の「東京湾の水死体」。次は誰が狙われるのかと疑心暗鬼の高木将(=キング、間宮祥太朗)が、自宅で夕食を食べている時に、テレビで「東京湾で男性とみられる遺体が見つかった」とのニュースが流れ、テレビを食い入るように見ていた。食卓にいる娘高木花音(宮崎莉里沙)から「パパ」と呼びかけられてもテレビをガン見していた。

 この妙に強めの演出だった「東京湾の遺体」が一連事件と関係があるのではとの予想も出たが…結果は無関係だった。

 ただし、花音が「パパ」と呼びかける直前、花音が学校であった話をしており「それでねリョウマが森先生に怒られたの」と話していたが、キングは全く聞いていなかった。

 結局、第8話になって、鷹里小を訪れたキングが、花音が担任に「森先生」と呼びかけているのを聞いて、やっと森先生が忘れられていた小学校時代のグループ7人目、森智也(=博士、古舘佑太郎)であることに気付いた。

 この大幅な遅れによって、この間に被害者が続出。森に指摘されてドの子の存在を思い出すのも遅れた。「東京湾の遺体」は、さりげなく投入された伏線をぼやかし、ストーリー的には、キングが身近にあったヒントに気付かず事件拡大を招いたことになる。

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