NHK井上新会長 ネトフリ独占放送のWBCに「地上波中継の交渉はしていない」時間的な問題、と
NHKは28日、東京・渋谷区の放送センターで井上樹彦新会長と、山名啓雄新副会長の就任会見を行った。井上新会長は冒頭で「今国内外のメディア環境は急速に変化している。質の高いコンテンツを安定して生み出せる組織かどうかが、公共メディアの存在価値に直結する」と語った。
その中で、米動画配信大手「ネットフリックス」が国内での独占放送権を獲得した今年3月に開催の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について、NHKでの録画放送を含めた中継実現への可能性には「これは、もう時間的な問題もあり、これから地上波での中継をというような交渉はしておりません」と説明した。
ドジャース・大谷翔平投手ら、メジャーリーガーが多く参加する注目度の高い大会が、国内で地上波の中継ができない状況に関して「国民の関心とか期待が高い大きなスポーツ大会をどういうふうに放送するか、視聴者にサービスするかという大きな課題はあるが、これについてはこれからいろんな議論になると思う」と見解を示した。
その上で「今回のWBCについては、これからNHKとして何か手を打つとか、そういったことは無いですね」とし、ニュース映像などでの報道に限られるとした。
