「第７回ＡＫＢ総選挙」（６日、福岡・ヤフオク！ドーム）

　ＳＫＥ４８の松村香織（２５）が１３位に入り、ついに念願の選抜入りを果たした。

　ＳＫＥ４８の「終身名誉研究生」として活動して５年半、今年３月にようやく正規メンバーに昇格した松村が、一気に夢の舞台にたどり着いた。トレードマークとなったビデオカメラを手にステージに立つと、「ＡＫＢ選抜に入っちゃいましたー！」と絶叫。「信じられない気持ちでいっぱい」と喜びを表しつつ、「ずっとハゲてたんですけど、治療が終わり、無事に（髪が）生えてきました。病院名とか言えないんですが、某クリニックの高須先生、ありがとうございました！」と話し、大爆笑をさらった。

　いつも人を食ったような、ひょうひょうとしたキャラクターの松村も、さすがに緊張感でいっぱい。ビデオカメラを持つ手は、ずっと震えていた。

　「研究生として５年半活動してきて、たかみなさんの『努力はかならず報われる』という言葉が大好きで、時にはネタにされたりしてる言葉でもあるんですけど、歌も下手だしダンスできないし顔も不細工だし、どうやって後輩に指導していけばいいのかという時に、私の生き方でちょっとでも示していくのが、私のＳＫＥ人生だと思っています。こうやってＳＫＥのメンバーで選抜メンバーに選ばれたのは、努力が報われるというのが示せたんじゃないかと思います」とニッコリ。

　また、「ＳＫＥで最年長なんですけどまだまだ頑張ります」と“史上最大の下克上”を、見事に完成させた。