まゆゆ連覇ならず3位…史上初の“屈辱”

 「第7回AKB総選挙」(6日、福岡・ヤフオク!ドーム)

 昨年1位のAKB48・渡辺麻友(21)が3位となり、史上初の“屈辱”にまみれた。これまで前年の1位は、翌年に出馬しなかった第3回の前田敦子(23)以外、全員2位となっていたが、初めてその座からこぼれ落ちた。

 昨年、念願の1位の座を奪い、「AKB48グループは、私が守ります!」と力強く宣言した。その言葉通り、昨年の総選挙以降に発売した4曲のシングルは、すべて発売初週の売り上げ100万枚を死守。紅白歌合戦出場も果たし、賞レースでも安定した強さを見せてきた。

 だが、自身の結果にはつながらなかった。昨年のステージで、自身の連覇も宣言していたが、結果は無念の3位となってしまったが、笑顔で結果を受け止めた。

 壇上ではまず、たかみなさんと前田さんの感動の後に「出ずら!」と独り言言ってたら、本当に呼ばれちゃって…」と軽いジョーク。それから「去年は本当に念願の1位を取らせていただきまして、大雨の中、約7万人ものお客さんの“まゆゆコール”、たくさんの熱い声援をいただいて、あの景色は今でも脳裏にこびりついて離れませんし、声援も今でも耳で鳴り響いているぐらい、一生涯の宝物だなと思います」と昨年を振り返った。

 その上で「常に私は現状、今のいる場所より上を目指してやってきたので、今年の目標は2連覇と掲げていたんですけど、やっぱり、AKBの歴史で、選挙で2連覇を成し遂げたことのある方は1人もいないので、2連覇というのは実に難しいものなんだなと改めて痛感しました」「もちろん悔しい気持ちはあります。でも、今回3位という順位をいただき、本当にたくさんの方に応援していただいたということは感じましたので、感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです」と、“敗戦の弁”を並べた。

 最後は、悔しさを押し殺すように、「まあでも、2連覇はすごいしたいなとは言ってましたけど、厳しいなとうすうす感づいてはいたので。しょうがないですね。3位という結果ですが、まだまだ現状に満足せず、これからも常に上を目指して日々、目の前のことに一生懸命取り組んで参りたいと…」と続けたところで、司会の徳光和夫に「期待しております!」と遮られるまさかのシーンも。それでも「時間がないということですね!」と明るく笑って流していた。

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