ロックダウン違反で罰金を支払った人気女性歌手 楽曲がラジオ局で放送禁止に?

 リタ・オラが先日、新型コロナウイルス対策としてイギリス政府が施行していたロックダウンを違反したことを受け、同国内の一部ラジオ局で今後、楽曲が放送されないことになったという。リタが先週末、ロックダウン中で禁止されているにも関わらず、ロンドン内のレストランで友人たちを集めて、30歳の誕生日パーティーを開いていた一件を受け、デボン州エクセターのラジオ局、ラジオ・エックスの朝番組のパーソナリティ、ベン・クラークは当面、リタの曲を放送しない意向を明らかにした。

 リタの「アイ・ウィル・ネヴァー・レット・ユー・ダウン」をかけた後、ベンは「他のラジオ・エックスのパーソナリティーについては言えないけど、僕としては今の段階で今後当面、彼女の曲をかけるつもりはない」「だって理解できないだろ。うちの11歳の娘から先日、『パパ、放課後友達を家に呼んでも良い?』と聞かれ、僕は『だめだよ!ロックダウン中なんだから』と答えたところだ。11歳の子が我慢しなくてよくなれば、もちろんリタだってそうだろうが。リタ・オラの大ファンでも、なぜ僕がこんなことを言っているか分かってくれるだろ」とコメントした。

 リタは先月28日のこの一件でロンドン警察の捜査を受け、1万ポンド(約140万円)の罰金を支払っていた。その後、ソーシャルメディアには「私の30歳の誕生日を祝おうと、友達何人かと小さな集まりをしました。ロックダウンが終わるところだし、大丈夫と魔が差しての判断でした。規則を破ったこと、そしてこの行動により人々を危険にさらしたことを心から謝ります」「深刻で許しがたい判断でした。制限令が敷かれている中で、この行動はあまりに無責任でした。私は全責任を負います」「この恐ろしい病気を克服しようと懸命に働いている人がいるのに恥ずかしい気持ちです。たくさんの人やビジネスが私たちの安全のために犠牲を払っていることも承知しています。これで済むわけではありませんが、謹んで謝罪したいと思います」と謝罪コメントが出されていた。

 また、これを受け、予定されていたトーク番組「ザ・ジョナサン・ロス・ショー」への出演も中止となっていた。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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