有名女優、DV夫に対し接近禁止命令獲得 7年にわたり被害…現在は別居中

 女優のクリスティーナ・リッチ(40)が、過去7年間に渡るドメスティックバイオレンスを理由に、現在別居中の夫に対する接近禁止命令を獲得した。クリスティーナは昨年7月に破局したプロデューサーの夫ジェームス・ヘールデゲンについて、自身と夫妻の息子フレディ君(6)、そして飼い犬に200ヤード(約183メートル)以内に接近することを禁止する令状を手に入れた。

 ピープル誌によると、クリスティーナはジェームスから「重度の身体的及び精神的虐待」を受けていたそうで、その虐待行為の多くは息子の目の前で行われたという。クリスティーナによると、虐待は2013年に妊娠した時から始まり、何度も「殺す」と脅されてきたそうで、「極度に隔離されていると感じ始めた」と申請した書類には綴られている。また家族旅行でニュージーランドを訪れた際にも「殺される」と感じたそうで「彼は、私がバラバラに切断された時だけ私のことを可哀そうに思うと言いました」「あの夜、私は滞在先のキャビンにあるナイフを全て隠しました。私自身と息子の命の危険を感じました。私は息子と別の部屋で眠り、ドアに鍵をしました」と続けている。

 同書類には、また、2019年12月19日にジェームスが妻を「容赦なく襲った」とされているほか、コロナ禍の隔離生活中、「身体的及び精神的に虐待する男性と家で過ごすこととなり、離婚を決意した」とされている。ジェームスは「1日24時間罰して恐怖を与えることのみに焦点を当てていた」ため、クリスティーナは警察に通報しようとしたものの、家の内外でジェームスにそれを阻止されたそうだ。

 その数週間後にも、ジェームスに家中で追い回され、息子の前でコーヒーや椅子を投げつけられたというクリスティーナは、その時点で一時的な接近禁止命令を獲得している。

 さらにクリスティーナは自身のプライベートな動画や録音をジェームスが公開することの禁止およびそれらの返却のほか、ジェームスが52週間の虐待防止プログラムに出席することを裁判所に求めている。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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